2022/05/27
こんにちは!子どもたちの笑顔を守りたい🌼病児保育担当の看護師の廣野です。
日に日に暑くなってきており、夏が近づいてきましたね😎☀️
この時期に注意しなければならないのが、熱中症⚠️
熱中症とは、高温多湿の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かず身体に熱がこもり、大量の発汗から突然汗が出なくなり、吐き気や倦怠感などの症状が現れる病態です。
症状としては、めまい・顔面紅潮・暑いのに汗が出ない・頭痛・吐き気や嘔吐・倦怠感・尿量減少・ぐったりしているなど。
ひどくなると、急激な体温上昇(40~42℃)・けいれん・意識障害・不規則な呼吸などを起こすこともあります。突然気温が上昇した日や、梅雨時の蒸し暑い日など、身体が暑さに慣れてない時に起こりやすいので、今の時期から注意と対策が必要になってきます☝️
熱中症を予防するには、
⭐️暑さを避ける
室内の温度・湿度の調整をしたり、外遊びは午前中にするなど時間を選び、日陰を利用しましょう!
⭐️服装を工夫する
フラップ付きの帽子を着用しましょう。熱を吸収する黒色系の服装は避け、襟元にゆとりがあり通気性の良い服を切ると良いでしょう!
⭐️こまめに水分補給をする
活動の強度に関わらず、喉が乾いていなくても水分補給を勧めましょう!
⭐️急に暑くなった日は要注意
熱中症は梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
⭐️暑さに備えた身体作り
日頃から適度な外遊びをして、身体を暑さに慣らしていくと良いでしょう!
熱中症が疑われたら、
💡涼しい場所に移動し、楽な姿勢にしましょう!
💡衣服を緩め、身体を冷やしましょう!後頭部や首、脇の下、そけい部を保冷剤で冷やしたり、皮膚を濡らして風を送ると効果があります。
💡水分・塩分補給をしましょう!水や麦茶、経口補水液、乳幼児用イオン飲料などを少しずつ与えます。
💡全身観察、意識の確認をしましょう!ぐったりしていたり、水分がとれない、体温が40℃を超えている、けいれんを起こしていたり、意識がないときは急いで受診するか救急車を呼びましょう。
年々暑さが酷くなっていますが、今年の夏も暑さに負けず元気に過ごせるといいですね✨